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サモア法務・裁判行政省次官と日サモア戦略的司法対話の創設に合意しました。


 法務省(柴田大臣官房審議官)は、司法外交の一環として、太平洋島しょ国との間で法務・司法分野における包括的な協力関係を構築すべく、令和6年2月14日(水)から同月17日(土)までの間、サモア独立国に出張し、法務・裁判行政省、検事総長府、警察・矯正省等を訪問しました。

 パパリイ・ジョン・タイマレラギ・アフェレ法務・裁判行政省次官率いる、法務・裁判行政省との会合では、法務・司法分野における定期的な対話プラットフォームである「日サモア戦略的司法対話」の創設に合意し、今後協力の可能性のある分野について意見交換しました。

 この会合では、パパリイ次官とサモア法務・裁判行政省内の各部局関係者から、今後の法務・司法分野における日本との協力への期待が示されました。

 滞在中、柴田審議官は、スア・ヘレネ・ウォルワーク司法長官、ムアライヴァオ・ペペ・セイウリ副オンブズマン、ファウアロ・ハリー・ジェフリー・シュスター警察・刑務省大臣、PILON事務局等とも会談を行い、サモアと日本の間で将来的に実施する可能性のある協力の分野について意見交換を行いました。

 今後は、「日サモア戦略的司法対話」及び、先日フィジーとの間で合意した、「日フィジー戦略的司法対話」を有力な対話ツールとし、法務・司法分野における日本と太平洋島しょ国の協力関係を強化し、法の支配を一層推進する取組を、太平洋島しょ国とともに進めていきます。
 

サモア法務・裁判行政省との打合せ(前列左から、駐サモア千田大使、柴田審議官、パパリイ法務・裁判行政次官)

サモア司法長官との打合せ(スア司法長官、右から4人目)

サモア警察・矯正省との打合せ(右から、アウアパアウ警察長官、ファウアロ警察・刑務大臣)

PILON事務局との打合せ(ササエ事務局コーディネーター、左から3人目)