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法務大臣閣議後記者会見の概要

令和6年4月23日(火)

 今朝の閣議ですが、法務省案件はありませんでした。

円滑な出入国審査への取組に関する質疑について

【記者】
 今年3月の訪日客数が300万人を超えたということです。出入国管理を担う入管庁において円滑な入国審査にどのように取り組むのかお考えをお聞かせください。

【大臣】
 (独立行政法人国際観光振興機構(日本政府観光局)の公表によれば、)今年3月、単月として初めて、300万人を超える訪日外国人旅行者の方が来られました。当然のことですが、出入国在留管理庁としては、円滑かつ厳格な出入国審査をより心がけていく必要があるというふうに考えております。
 まず基本的なところでは、出入国審査を厳格に行いつつ、水際対策もしっかり行いながら、観光立国の実現に貢献するために、円滑な出入国審査を実施することが重要な課題だと思います。他部署からの応援派遣等の入国審査官の機動的な配置や、顔認証ゲートやバイオカートなど審査機器の整備などの対策を積み重ねる中で、この両方の目的を実現したいというふうに考えています。
 また、省庁の枠組みを超えて、入管・税関手続に必要な情報を同時に提供することを可能とする「共同キオスク」の実証実験を、今年から開始しています。主要空港への配備を目指して、実証実験の結果を見てさらに広げていくという形で進めていきたいと思っています。適切で円滑な出入国管理の実現に向けてしっかり対応していきたいと考えております。
(以上)